一般歯科DENTAL GENERAL PRACTICE
虫歯治療
歯が痛い、しみるなどの症状を感じた場合は、虫歯になっている可能性があります。
虫歯治療の約70%は「やり直し治療」と言われており、自然に治ることはなく、また歯を削ったり抜いたりすると元に戻りません。当院では、「なるべく抜かない」、「歯の神経を残す」、「削る範囲は最小限に」治療を行い、できるだけご自身の歯を長持ちして頂くために、最善の努力おこなってまいります。
また、麻酔注射時の痛みを和らげるために、表面麻酔や、あらかじめ37℃に温めた麻酔薬を使用しています。
虫歯は感染するのです。
うまれたばかりの赤ちゃんのお口の中は虫歯菌が存在しません。
しかし日々の生活の中で、食事の時の食器の使い回しやスキンシップなどで、ご家族からお子様へ虫歯菌は感染してしまいます。
一度入った虫歯菌をなくすことは非常に難しく、虫歯になるリスクは高くなってしまいます。大切なのは、「虫歯菌をできるだけ減らすこと」です。
当院では予防歯科にも力を入れており、お口の中の虫歯菌をコントロールして虫歯になるリスクを減らす治療を行っています。
虫歯の進行について
C0(虫歯のはじまり)
歯の表面が白く濁っている状態です。痛みも当然ありません。
フッ素塗布や歯磨きによって進行が抑えられたり、自然に治ることも期待できます。
C1(エナメル質の虫歯)
歯の表面にあるエナメル質が溶けて、黒ずみが見えている状態です。痛みはありません。
エナメル質が溶けた部分と黒住の部分を削って、白い樹脂で埋める治療を行います。
C2(象牙質の虫歯)
エナメル質の下にある象牙質まで虫歯に侵されている状態です。冷たいものなどがしみたりします。
虫歯に侵されている象牙質まで削り、白い樹脂もしくは詰めもので埋める治療をおこないます。
C3(歯髄の虫歯)
象牙質のさらに下にある歯髄と呼ばれる血管や神経が集まっているところまで虫歯が侵されている状態です。
何もしていなくても痛くなることがあります。歯の根っこを取り除く治療を行う必要があります。歯の大部分を削り、被せものをします。
C4(歯の根っこの虫歯)
歯の根っこまで虫歯に侵され、膿がたまった状態です。何もしなくても激しい痛みが襲う場合があります。
ここまでくると歯の保存が難しく、抜歯する必要があります。抜歯後は、義歯などで歯の機能を補います。